伏見選手の5年ぶりの一発が決勝弾。オリックスが連敗ストップ

パ・リーグ インサイト

2018.8.22(水) 21:13

オリックス・バファローズ 伏見寅威選手(C)PLM
オリックス・バファローズ 伏見寅威選手(C)PLM

8月22日、楽天生命パーク宮城で行われた東北楽天とオリックスのカード最終戦は、投手陣が奮闘を見せたオリックスが3対1で勝利。2連戦を1勝1敗のタイで終えるとともに、8月17日からの連敗を4で止めた。

試合序盤は東北楽天の先発・古川投手と、オリックスの先発・山岡投手が好投を見せ、両チームともに無得点。4回表、伏見選手が5年ぶりの1号2ランを放ち、オリックスが先制するが、その後は試合中盤までじりじりとした投手戦が繰り広げられた。

6回裏、2点を追う東北楽天が島内選手の適時打で1点を返すと、ここでオリックスは好投する山岡投手から2番手の山田投手にスイッチ。その山田投手が2死1,2塁のピンチを無失点で切り抜けると、その後は黒木投手と山本投手がそれぞれ無失点リリーフをつなぐ。

9回表には、4番・吉田正選手にソロが飛び出してオリックスがリードを2点に広げ、9回裏には守護神の増井投手がマウンドへ。何とか反撃を見せたい東北楽天だったが、あっさり3者凡退に抑えられてゲームセット。東北楽天とオリックスのカード最終戦は、3対1でオリックスが接戦を制した。

勝利したオリックスの先発・山岡投手は、5回2/3を1失点と力投を見せ、8月15日の埼玉西武戦に続く連勝で今季4勝目をマーク。打線では、伏見選手と吉田正選手の3番・4番に、揃って価値ある一発が飛び出している。

敗れた東北楽天は、先発の古川投手が7回2失点とハイクオリティスタートを達成したが、打線の援護なく6敗目。打線は5安打1得点と、相手投手陣を捉えきれなかった。

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