8月21日、東京ドームで行われている千葉ロッテと埼玉西武の一戦。2対0と埼玉西武リードで迎えた5回裏、1番・岡選手が14球粘った末に殊勲打を放ち、そこから一気に千葉ロッテが試合をひっくり返した。
2点を追う5回裏、先頭の角中選手が二塁打を放つと、6番・鈴木選手の右飛で進塁し、1死3塁の好機を演出。7番・福浦選手が死球を受け、1死1,3塁となると、8番・田村選手の打席で埼玉西武・多和田投手が暴投。この間に本塁を狙った3塁走者はタッチアウトになり、好機を逸したかと思われたが、田村選手、9番・平沢選手が連続四球を選び、2死満塁と再び反撃の好機が巡ってくる。
そしてここで打席には1番・岡選手。14球粘り、迎えた15球目の直球を中前に運び、試合を振り出しに戻す貴重な同点打を放った。さらにこれを契機として、2番・藤岡裕選手に勝ち越し打、3番・中村選手に5号3ランが飛び出し、この回一挙6点を奪った千葉ロッテ。東京ドーム主催試合で意地を見せ、逆転に成功した。
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