東北楽天逆転勝ち。粘投で3勝目の藤平に平石監督代行「アイツらしく」

Full-Count 福谷佑介

2018.8.16(木) 21:50

東北楽天・平石監督代行【写真:荒川祐史】
東北楽天・平石監督代行【写真:荒川祐史】

初回に先制点許すも、8回途中まで6安打2失点

■東北楽天 3-2 福岡ソフトバンク(16日・ヤフオクドーム)

東北楽天が逆転勝ちで連敗を2で止めた。16日、敵地ヤフオクドームでの福岡ソフトバンク戦。1点ビハインドの6回に銀次の適時打、今江の犠飛で逆転に成功すると、先発の藤平が8回途中まで2失点の粘投で3勝目をマークした。

試合後、平石洋介監督代行は「よくしっかり修正してくれた。アイツらしく粘り強く投げてくれた」と好投の右腕を称えた。

初回、先頭の牧原に内野安打を許すと、茂木の悪送球と犠打、中村晃の犠飛で1点を失った。2回以降も毎回のように走者を背負ったものの、点は与えず。

5回に今宮にソロを浴びたものの、8回途中まで6安打2失点にまとめた。指揮官は「追いついた後の今宮の失投はもったいなかったけど、あそこだけ」と称えた。

先発ローテ候補として期待されながら、なかなか状態が上がらず、5月13日のオリックス戦から3か月弱、ファーム暮らしが続いた。1軍復帰戦となる8月9日の北海道日本ハム戦で7回無失点と好投して2勝目をマークし、これで再昇格後は2戦2勝となった。

平石監督代行も「藤平は将来、これまでのエースに並ぶ存在にならないといけない。戻ってきて彼らしい姿が出てきた。戻ってきてくれて良かった」と話し、19歳右腕の復調を喜んだ。

5回2死二塁でウィーラーが中前適時打、6回1死満塁からは銀次の左前適時打、今江の右犠飛と数少ないチャンスで3点を奪ってひっくり返した。連敗を止め、「この1勝は大きい。苦しいのは分かっているけど、まだ望みはある」と指揮官は語った。

記事提供:Full-Count

記事提供:

Full-Count 福谷佑介

この記事をシェア

  • X
  • Facebook
  • LINE