福岡ソフトバンクの松田選手が、6月27日の北海道日本ハム戦(ヤフオクドーム)で球団史上6人目の通算200本塁打を放った。状況は2点リードの4回ノーアウト1,2塁、フルカウント。北海道日本ハムの先発・有原投手が投じた低めの変化球を見事な粘り腰ですくい上げると、打球はセンターの頭上を越えてラッキーゾーンへと消えていった。松田選手の放った今季12号アーチは貴重な追加点を生み出し、その名を新たに球団史へ刻む一打ともなった。
松田選手のプロ初本塁打は入団1年目、2006年4月22日のオリックス戦(大阪ドーム)で松村豊司投手から記録していた。2013年8月1日には、同じくオリックス戦(京セラドーム)で近藤一樹投手から通算100号をマーク。そして、足掛け12年目の今季は、新たなマイルストーンに到達した。
【ホークスの200本塁打到達選手】
野村克也選手 645本塁打
門田博光選手 503本塁打
松中信彦選手 352本塁打
小久保裕紀選手 319本塁打
城島健司選手 211本塁打
松田宣治選手 200本塁打
通算200本塁打を「まだまだ通過点」とする松田選手は、今季にも球団最多本塁打5傑に名を連ねることも可能だ。ちなみに、松田選手は2014年にプロ野球95000号本塁打とチーム8000号本塁打をマークしている。次はどのようなホームランで、ファンを魅了してくれるだろうか。
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