工藤監督自身も報徳学園に敗れる
■福岡ソフトバンク-東北楽天(16日・ヤフオクドーム)
第100回全国高等学校野球選手権大会の3回戦で愛工大名電が報徳学園に敗れたことを受け16日、愛工大名電(当時は名古屋電気)出身の福岡ソフトバンク・工藤公康監督が後輩たちに励ましの言葉を贈った。
工藤監督にとっては因縁の対決だったのかもしれない。1981年の夏の甲子園で、工藤監督がエースを務めていた名古屋電気(現:愛工大名電)は、準決勝で金村義明(のちに近鉄などで活躍)がいた報徳学園に敗れた。
この夏、母校は3回戦でまたも報徳学園と対決して敗れた。「また報徳でしたね」と工藤監督。「でも、3年生にはいい思い出になったと思いますし、残ったメンバーはさらに上にという目標を持って、次の夢に向かって行ってほしいと思います」と、予選からここまで頑張り抜いた後輩たちを思いやっていた。
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