10月24日(木)に「2024 プロ野球ドラフト会議 supported by リポビタンD」が開催される。
昨年ドラフト会議で指名された選手たちは、プロ1年目となった今シーズンどのような結果を残したのか。中継ぎとして躍動した岩井俊介投手、大山凌投手ら、福岡ソフトバンクのルーキーの活躍を振り返る。
岩井俊介&大山凌は中継ぎとして初勝利をマーク ドラ1・前田悠伍は10月に一軍デビュー
ドラフト2位の岩井投手は、開幕一軍入りを果たすと、4月4日の千葉ロッテ戦でプロ初登板。7点リードの最終回、4番手としてマウンドに上がると、3者凡退に抑え、堂々たるデビュー戦を終えた。また、9月22日の東北楽天戦では、2死2塁のピンチでマウンドに上がると、わずか5球で火消しに成功し、初勝利を挙げている。
ドラフト6位で入団した大山投手は6月9日に中継ぎ要員として一軍初昇格を果たす。ロングリリーフとしての活躍も見せるなど、6月は4試合で防御率0.00を記録。プロ初先発となった7月17日の千葉ロッテ戦は3回6安打3失点と悔しい結果に終わったが、8月15日の埼玉西武戦では、2番手としてマウンドに上がると、2イニングを無失点に抑えてプロ初勝利を手にした。
また、ドラフト1位の前田悠伍投手は、二軍12試合に登板し、4勝1敗、防御率1.94と安定感のある投球を見せた。10月1日の一軍デビュー戦は3回8安打6失点とほろ苦い結果になったが、ルーキーイヤーの経験を生かして来季につなげていきたい。
野手ではドラフト3位・廣瀬隆太選手が存在感を示した。開幕一軍入りこそ逃したものの、5月に初昇格を果たす。6月4日の中日戦でのプロ初安打を皮切りに、14日阪神戦では初本塁打、25日オリックス戦では初の3安打猛打賞を記録し、大器の片鱗をのぞかせた。後半戦の一軍出場はなかったが、二軍94試合に出場するなど、多くの経験を積んだだけに、来季は一軍を主戦場とできるか。
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