10月24日(木)に「2024 プロ野球ドラフト会議 supported by リポビタンD」が開催される。
昨年ドラフト会議で指名された選手たちは、プロ1年目となった今シーズンどのような結果を残したのか。シーズンを通してチームを支えた高島泰都投手、古田島成龍投手ら、オリックスのルーキーの活躍を振り返る。
社会人出身ルーキーの高島泰都と古田島成龍が強力投手陣の一角を担う
支配下登録のルーキー7名のうち5名が投手と、投手陣の底上げに力を入れたオリックス。そのなかで一軍デビュー一番乗りはドラフト5位・高島投手だった。高島投手は、3月31日の福岡ソフトバンク戦、9回表に5番手としてプロ初登板。1死3塁から犠飛で1点を失うも、後続を3球で三振に仕留める。以降は先発・リリーフの両起用で21試合に登板。4月23日の埼玉西武戦でプロ初ホールドをマークすると、8月8日の同カードでは先発として5回1安打無失点の好投でプロ初勝利を挙げた。
ドラフト6位・古田島投手は、4月6日の千葉ロッテ戦、9回裏に3番手としてプロ初登板を果たすと、1回無失点で試合を締めた。4月20日の福岡ソフトバンク戦では延長11回裏に登板し、3四球で2死満塁のピンチを背負うも、後続を打ち取り、プロ初ホールドをマーク。
また、初登板から22試合連続連続無失点を記録し、広島の栗林良吏投手、東北楽天の宮森智志投手に並ぶNPB最多タイの記録をマーク。6月27日の福岡ソフトバンク戦でプロ初失点を喫し、新記録達成とはならなかったが、以降も安定した投球を続ける。結果として50試合で防御率0.79の好成績を残し、1年目から勝ちパターンとして躍動した。
野手として唯一一軍の試合に出場したのは、ドラフト1位・横山聖哉選手。5月24日に一軍初昇格を果たすと、同日に即スタメン起用され、第2打席にプロ初安打をマークする。7月におこなわれた「プロ野球フレッシュオールスターゲーム2024」にも出場。9月20日のファーム本拠地最終戦では、決勝打を放つなど、多くの経験を積んだルーキーイヤーとなった。
文・西嶋葵
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