8月15日、福岡ソフトバンクと東北楽天の3連戦第2戦が、ヤフオクドームで行われる。初戦では投手陣が奮闘した福岡ソフトバンクが接戦をものにした。上位追走へ負けられない福岡ソフトバンクと、クライマックスシリーズ圏内に向けて3位を直接叩きたい東北楽天。譲れない一戦の見どころを紹介していく。
【今季対戦成績】
福岡ソフトバンク→10勝8敗、東北楽天→8勝10敗
【福岡ソフトバンク】バンデンハーク投手 17試合、7勝7敗 100.1回、96奪三振、56失点 防御率4.84
【東北楽天】古川投手 11試合、4勝4敗 59回、52奪三振、23失点 防御率3.51
福岡ソフトバンク先発・バンデンハーク投手は、東北楽天との前回対戦で、4回まで得点を与えない好投を披露。しかし5回表、連打を浴びてマウンドを降りている。中11日を空けたこの試合、前々回の雪辱を果たすべく3試合連続となる本拠地のマウンドに上がる。
福岡ソフトバンク攻撃陣の注目は柳田選手だ。14日の試合では強肩を披露し得点を防ぐなど守備面での活躍が目立ったが、しっかりと安打を放って打撃でも存在感を示した。打率でもリーグトップを独走しており、2割台に終わった8月前半戦から復調を見せ始めている。攻守で輝く主砲が、チームを連勝に導く。
東北楽天の先発・古川投手は、力のある直球と安定感が持ち味。先発した10試合中、5回を投げ切らずに降板したのはわずか1回。4失点以上の試合は2試合のみと、22歳ながら試合を作る投球をしている。東北楽天先発陣に欠かせない存在となりつつある右腕は、チーム2位タイとなる5勝目をつかむことができるか。
一方の東北打線では、2番に座る茂木選手に注目したい。12日の埼玉西武戦で決勝弾を含むマルチ安打を記録すると、14日の試合でも2安打を放って打線をけん引している。走者1塁では3割5分を超える打率を記録しており、田中選手とのコンビで多くの得点を生み出している茂木選手。この一戦でも好機を演出して、チームの連敗を阻止したい。
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