若き両先発はともに復活のマウンドへ。埼玉西武とオリックスの「1番・センター」に注目

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2018.8.15(水) 09:31

オリックス・バファローズ 山岡泰輔投手(C)PLM
オリックス・バファローズ 山岡泰輔投手(C)PLM

8月15日、埼玉西武とオリックスの3連戦2戦目が、メットライフドームで行われる。14日の初戦では、最大6点差をひっくり返した埼玉西武がサヨナラ勝ち。劇的勝利の勢いそのままに勝ち越しを目指すが、オリックスはそれに待ったをかけられるか。この一戦の見どころを紹介していこう。

【今季対戦成績】
埼玉西武→12勝5敗1分、オリックス→5勝12敗1分

【埼玉西武】高橋光投手 1試合、1勝0敗 6回、4奪三振、4失点 防御率6.00
【オリックス】山岡投手 22試合、2勝10敗 98.2回、76奪三振、55失点 防御率4.38

埼玉西武の先発・高橋光投手は前回、母校の生徒が見守る中で今季初登板・初先発を果たし、今季初勝利を挙げた。先週と同じくオリックスと相対するが、昨季本拠地での防御率は1点台。先週以上の内容を見せて、本拠地のファンに復活の勝利を届けたいところだ。

獅子打線では秋山選手に注目したい。14日の試合では5打数無安打、3三振と全くいいところを見せられなかっただけに、巻き返しに期待がかかる。オリックス戦は相性も良く、獅子のリードオフマンが本領を発揮してくれそうだ。

8月1日にプロ初の救援登板を果たして以降、中継ぎとして6試合で投げたオリックス・山岡投手は、中3日で半月ぶりの先発マウンドに上がる。6試合連続自責点0、4ホールドと上々の内容で、11日には先発の後を受けて長い回も投げた山岡投手。調子を取り戻しつつある右腕は、4月22日以来4カ月近く遠ざかっている白星をつかむことができるのか。

山岡投手を援護したい打線では、1番に座る宮崎選手に注目だ。8月8日に5打数2安打1四球と気を吐くと、その後は1番で先発し続けて5試合連続安打。14日の試合は無安打に終わったものの、初回に四球を選んで先制のホームを踏んだ。猛牛を率いるリードオフマンがチームを再び連勝街道に導きたい。

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