1200キロを隔てて対照的な獅子と鷹。初回の守備が試合展開を左右する

パ・リーグ インサイト

2018.8.14(火) 18:25

メットライフドーム(C)PLM
メットライフドーム(C)PLM

8月14日、メットライフドームで行われている埼玉西武とオリックスの一戦、そしてヤフオクドームで行われている福岡ソフトバンクと東北楽天の一戦で、対称的なシーンが見られた。

まずはメットライフドーム。オリックス打線は四球と安打で走者をためると、埼玉西武先発・多和田投の暴投で無死2,3塁の好機を迎える。ここで3番・中島選手の放った打球は、二塁手の正面に転がるゴロに。この打球に対し、二塁手・浅村選手は本塁でのアウトを狙ったものの、送球が逸れて2点の先制を許すこととなった。

一方、ヤフオクドームでは福岡ソフトバンク先発・東浜投手が、東北楽天打線に連打を浴び、無死1,3塁のピンチ。しかし1死後、4番・今江選手が犠飛には十分な距離の飛球を放つも、中堅手・柳田選手が強肩を披露してこれを阻止。3塁走者・田中選手を見事捕殺し、先制点を防いだ。

その後、オリックスは打線が爆発し、1回表に6得点とビッグイニングを作った。一方、先制点を阻止した福岡ソフトバンクは1回裏の攻撃で2点を先制し、1回終了時点で2対0とリードを奪っている。

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