10月1日、楽天モバイルパーク宮城で行われた東北楽天と千葉ロッテの第25回戦は、5対1で千葉ロッテが勝利し、「パーソルCSパ」進出を決めた。
千葉ロッテ先発・佐々木朗希投手は初回、2死から連打で1、3塁とすると、暴投の間に先制を許す。しかし、2回裏を3者凡退に打ち取ると、以降は7回まで東北楽天打線を1安打に抑える好投を披露。8回裏に2死1、3塁のピンチを背負うも、後続を断ち、0を並べた。
一方の打線は5回表、四球と安田尚憲選手の安打で2死1、2塁の好機をつくると、相手失策の間に走者2人が生還し、逆転に成功。なおも2死2塁の好機で、岡大海選手に適時二塁打が生まれ、1点を追加した。
3対1で迎えた9回表には、愛斗選手と佐藤都志也選手の安打で1死1、3塁とし、中村奨吾選手がスクイズを決める。さらに続く藤原恭大選手が適時三塁打を放ち、リードは4点に。最終9回裏も、佐々木投手がマウンドに上がると、3者凡退に打ち取り、試合を締めた。
勝利した千葉ロッテの佐々木投手は9回108球5安打10奪三振無四死球1失点で今季初完投勝利をマーク。自身初の2桁勝利を達成した。なお、岡選手が2安打1打点、安田選手が2安打を記録している。敗れた東北楽天は先発・岸孝之投手が8.1回121球6安打1四球7奪三振5失点(自責点2)と好投も、守備の乱れもあり流れをつかめず。打線も初回の得点以降、相手先発の前に3安打に抑えこまれた。
123456789 計
ロ 000030002 5
楽 100000000 1
ロ ○佐々木朗希
楽 ●岸孝之-藤平尚真
文・藤井美月
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