8月12日、ヤフオクドームで行われる福岡ソフトバンクと北海道日本ハムのカード最終戦。11日に行われたカード2戦目は、ベテラン・田中賢選手に勝負強さが光る決勝打が生まれ、北海道日本ハムが接戦を制した。このまま北海道日本ハムが3位とのゲーム差を広げるか。それとも福岡ソフトバンクが2位との差を縮めるのか。試合の見どころを挙げていく。
【今季対戦成績】
福岡ソフトバンク→5勝13敗、北海道日本ハム→13勝5敗
【福岡ソフトバンク】松本裕投手 1試合、0勝0敗 7回、4奪三振、1失点 防御率1.29
【北海道日本ハム】高梨投手 17試合、5勝6敗 107回、75奪三振、55失点 防御率4.12
福岡ソフトバンクは先発マウンドに松本裕投手を送る。今季初登板となった4日の前回登板では7回1失点と好投。今季初勝利とはならなかったものの、期待の若鷹右腕が能力の高さを改めて見せ付けた。現在のチーム状況から、安定感のある先発がほしいところ。12日も前回と同様の投球を披露し、チームを勝利に導きたい。
打線では完全覚醒を果たしたリードオフマン・牧原選手に注目だ。現在、打率.337と打撃絶好調のリードオフマンは11日の試合でも3号ソロを含む2安打1打点の活躍で打線を牽引。どの打順でも安定した活躍を続ける期待の若手の打棒に期待したい。
対する北海道日本ハムの先発は高梨投手だ。現在、防御率4.12と安定感を欠いており、前回登板でも5回7失点と試合を作ることができなかった。これまでの登板では試合中盤に点を取られることが多かった傾向があり、2巡目以降の打者をしっかりと抑え、6月30日以来の白星を挙げたいところだ。
北海道日本ハム打線からは、近藤選手を注目選手として挙げたい。現在、打率.343でパ・リーグ2位の打率を誇る安打製造機は11日の試合でも2安打を記録。12日の試合でもその打棒に期待がかかる。なお現在、打率.346でパ・リーグ首位打者の福岡ソフトバンク・柳田選手も11日に2安打を記録しており、2人の高次元の首位打者争いから目が離せない。
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