9月16日、ベルーナドームで行われた埼玉西武と千葉ロッテの第21回戦は、1対0で埼玉西武が勝利した。
埼玉西武先発の武内夏暉投手は、序盤3イニングを3者凡退に抑える立ち上がり。以降も走者を許さず、7回終了時点で73球と快投を披露。一方の打線は、相手先発・田中晴也投手の前に得点を挙げられず。6回裏、7回裏は得点圏に走者を置いたが、あと一本が出ない。
武内投手は8回表、先頭・ソト選手に安打を浴び、今試合初めての走者を背負う。1死から代走・和田康士朗選手に盗塁を決められたが、ここを無失点で切り抜けた。すると8回裏、西川愛也選手が6号ソロを放ち、均衡を破る。
9回表のマウンドにも武内投手が上がると、1死から連打で招いた1、2塁のピンチも無失点で切り抜け、1対0で試合終了。9回116球3安打1四球6奪三無失点でプロ初完投・初完封をマーク、球団新人左腕史上最多の8勝を記録した。
敗れた千葉ロッテは、田中晴投手が5回83球3安打1四球4奪三振無失点の好投も、打線が援護できず。8回裏に防御率0点台の鈴木昭汰投手が痛恨の一発を浴び、埼玉西武との4連戦を1勝3敗で終えた。国吉佑樹投手は、24試合連続無失点を記録している。
123456789 計
ロ 000000000 0
西 00000001X 1
ロ 田中晴也-八木彬-国吉佑樹-●鈴木昭汰
西 ○武内夏暉
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