一矢報いたい東北楽天。獅子のホームランアーティストは日本記録タイを狙う

パ・リーグ インサイト

2018.8.11(土) 09:32

埼玉西武ライオンズ・中村剛也選手(C)PLM
埼玉西武ライオンズ・中村剛也選手(C)PLM

8月11日、東北楽天と埼玉西武のカード第2戦が楽天生命パーク宮城で行われる。10日の初戦は、3本塁打で圧倒した埼玉西武が、東北楽天に勝利した。ここでは10日の試合を振り返りつつ、11日の見どころを挙げていく。

【今季対戦成績】
東北楽天→5勝13敗、埼玉西武→13勝5敗

【東北楽天】岸投手 17試合、9勝2敗 129回、125奪三振、35失点 防御率2.23
【埼玉西武】ウルフ投手 10試合、3勝3敗 47.1回、25奪三振、33失点 防御率5.13

東北楽天の先発は岸投手だ。4日の前回登板では7回3失点と試合を作りながら、打線の援護に恵まれなかった。また、埼玉西武との前回対戦では、5本塁打を浴びて7失点(自責点6)と打ち込まれただけに、そのリベンジを果たしつつチーム1番乗りの2桁勝利を目指したい。

岸投手への援護が期待される犬鷲打線では、茂木選手に期待したい。ここまで打率.244と苦しんでいるものの、埼玉西武戦は得意としている。10日の試合でも6号2ランを放って相性の良さを発揮しただけに、11日もチームの勝利を呼び込む一打に期待がかかる。

対する埼玉西武の先発はウルフ投手だ。前回登板では6回4失点と粘ったものの、白星はならなかった。課題としては、ここ5試合で6本塁打を許していることが挙げられるだろう。7月18日以来の白星のためには、今まで以上に丁寧な投球が求められそうだ。

打線では中村選手に注目だ。後半戦から驚異的なペースで本塁打を量産する主砲は、10日の試合で逆転の18号2ランを放ち、パ・リーグタイ記録の6試合連続本塁打を達成した。11日の試合でも本塁打を放つと、王貞治氏とランディ・バース氏が持つ日本記録に並ぶ。豪快な一発で歴史に名を刻むことができるか、注目だ。

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