9月14日、京セラドーム大阪で行われたオリックスと福岡ソフトバンクの第19回戦は、10対1で福岡ソフトバンクが勝利した。
福岡ソフトバンク打線は3回まで無安打と、相手先発・カスティーヨ投手に苦戦。それでも4回表、先頭・川瀬晃選手の安打と進塁打で2死2塁とすると、山川穂高選手の適時打で先制した。
5回表には、正木智也選手、柳町達選手の連打で無死2、3塁の好機をつくると、甲斐拓也選手の適時打で1点を追加する。続く川瀬選手の四球などで2死満塁とすると、栗原陵矢選手に3点適時二塁打、山川選手に適時打が生まれ、この回一挙5得点。
さらに6回表、甲斐選手の四球と牧原大成選手、川瀬選手の連打で1死満塁の好機を演出すると、緒方理貢選手の適時三塁打で3点を追加。なおも1死3塁から内野ゴロの間に1点を奪い、リードを広げた。
先発・モイネロ投手は初回、10球で3者凡退とする立ち上がり。3回裏、2四球で2死1、2塁とされるが、後続を打ち取り、無失点で切り抜ける。以降は安定した投球でを披露し、6回87球2安打2四球7奪三振無失点の好投でマウンドを降りた。
7回裏は、2番手・大山凌投手がセデーニョ選手の13号ソロを被弾したが、8回裏を又吉克樹投手が、最終9回裏をオスナ投手が無失点で締め、10対1で試合は終了した。
勝利した福岡ソフトバンクは、モイネロ投手が11勝目。打線は山川選手が2安打2打点、川瀬選手も2安打を放つなど、先発全員安打で二桁得点を挙げた。一方敗れたオリックスは、カスティーヨ投手が4.2回105球7安打1四球5奪三振6失点と試合をつくれず。打線も、セデーニョ選手の本塁打での1得点のみに終わり、4連敗となった。
123456789 計
ソ 000154000 10
オ 000000100 1
ソ ○モイネロ-大山凌-又吉克樹-オスナ
オ ●カスティーヨ-鈴木博志‐山岡泰輔‐川瀬堅斗‐椋木蓮
文・西嶋葵
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