オリックスと千葉ロッテ、外国人右腕の投げ合い。来日初勝利か、リーグトップ14勝か

パ・リーグ インサイト

2018.8.11(土) 09:31

千葉ロッテマリーンズ・福浦和也選手(C)PLM
千葉ロッテマリーンズ・福浦和也選手(C)PLM

8月11日、オリックスと千葉ロッテのカード第2戦が京セラドーム大阪で行われる。10日の初戦ではオリックスが息詰まる投手戦を制し、4位・千葉ロッテとのゲーム差を「1.5」まで縮めた。今カードで4位奪取を狙うオリックスと、3連敗中と正念場の千葉ロッテが相対する試合の見どころを挙げていきたい。

【今季対戦成績】
オリックス→9勝8敗1分、千葉ロッテ→8勝9敗1分

【オリックス】ローチ投手 3試合、0勝0敗 18.1回、5奪三振、5失点 防御率2.45
【千葉ロッテ】ボルシンガー投手 16試合、13勝2敗 103.1回、75奪三振、30失点 防御率2.26

オリックスの先発はローチ投手。来日初登板こそ4回2/3で2失点という結果だったが、その後の2試合では6回2失点、7回2/3を1失点と、試合を作るピッチングを見せた。しかし打線の援護に恵まれず、来日初勝利はまだ手にできていない。4度目の登板となるこの試合で快投を見せ、今度こそ記念すべき勝利をつかみ取れるだろうか。

オリックス打線では宮崎選手に注目だ。10日の試合ではあと少しで本塁打という見事な適時打を放ち、チームに貴重な追加点をもたらした。3試合連続安打と打撃好調な切り込み隊長は、この試合でも印象的な一打を放ち、8年目のレギュラー定着に向けて前進できるか。

対する千葉ロッテの先発はボルシンガー投手。前回登板の東北楽天戦では8回無失点の好投で、連勝記録が途絶えたことによる悪い影響を感じさせなかった。オリックスに対しては2戦2勝、防御率1.93と抑え込んでいるボルシンガー投手。この試合でも相性の良さを見せ、最多勝を争ううえでも大きな14勝目を手にしたいところだ。

千葉ロッテ打線では、福浦選手に注目だ。10日はチャンスで代打起用されると、チーム唯一の打点を挙げて勝負強さを見せ付けた。偉業達成に向けてまい進する大ベテランは、11日もここぞでの一打を放つことができるだろうか。

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