大谷は「チーム別最高ニックネーム」に、田中は昨年の「MASA」から「TANAKATIME」に変更
リーグ機構と選手会は9日、今月24日~26日(日本時間25~27日)の週末に行われる試合で、ユニホームにニックネームを入れるイベントを開催すると発表した。
昨年に初めて実施され、今年が2回目。選手主体のイベントで、愛称は個々に気に入ったものを使用できる。普段は選手名を入れていないヤンキースの選手も、この期間は特別に名前入りのユニホームでプレーする。
エンゼルスの大谷翔平投手は「SHOWTIME」で、大リーグ公式サイトの「Cut4」で「チーム別最高のニックネーム」に選出された。ヤンキースの田中将大投手は昨年の「MASA」から変更し、登板日に球団公式ツイッターなどでよく使われる「TANAKATIME」を採用。
ダイヤモンドバックスのルーキー、平野佳寿投手は「YOSHI-SAN」。カブスのダルビッシュ有投手は「YU-SAN」、ドジャースの前田健太投手も「MAEKEN」と昨年と同じものとなった。
幼少の頃から親しみのある愛称を使う選手もいれば、明らかにウケを狙っている選手も目立つ。球団公式サイトによると平野の同僚、ブラッド・ボックスバーガー投手は名前をもじって、箱とハンバーガー「BOX HAMBURGER(ボックスハンバーガー)」のイラストを使用。
また、インディアンスのシェーン・ビーバー投手は、超人気アーティストのジャスティン・ビーバーと同じ姓であることから、「NOT JUSTIN」。同僚のフランシスコ・リンドーア内野手は女性ファンを意識してか「MR.SMILE」、ジャイアンツのハンター・ペンス外野手は風変わりの打撃フォーム同様に「UNDERPANTS」と独特の感性を披露している。
また、オランダ出身のヤンキースのディディ・グレゴリウス内野手は、「サー」の爵位を持つことから「THE KNIGHT」。一方で、ヤンキースのブレッド・ガードナー外野手やダイヤモンドバックスのザック・グリンキー投手のように名字をそのまま使う選手もいる。愛称ユニホームに各選手の性格や個性が表れていて面白い。
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