吉田正選手が決勝のグランドスラム。オリックスが1点差で逃げ切り連敗ストップ

パ・リーグ インサイト

2018.8.9(木) 21:10

オリックス・バファローズ 吉田正尚選手(C)PLM
オリックス・バファローズ 吉田正尚選手(C)PLM

8月9日、京セラドーム大阪で行われたオリックスと埼玉西武のカード最終戦は、7対6でオリックスが勝利。わずかなリードを最後まで守り切って、同一カード3連敗を阻止した。

試合は昨夜に続いて、初回から激しく動く。1回裏、吉田正選手の犠飛でオリックスが幸先よく1点を先制するが、直後の2回表、森選手が13号2ランを放って、埼玉西武がすぐさま逆転。さらに5回表には秋山選手に16号ソロが飛び出し、3対1とリードを広げる。

しかし、今カード連敗を喫しているオリックスが意地を見せた。直後の5回裏、下位打線がつながりを見せて無死満塁の好機を演出すると、1死から3番・西野選手の右前適時打で1点を返す。そして、なおも1死満塁の場面で4番・吉田正選手がプロ初の満塁弾。オリックスが埼玉西武の先発・今井投手を攻略して、6対3と試合をひっくり返した。

オリックスは7回裏にも、中島選手の一打で追加点。逆転を許した埼玉西武は8回表、オリックスの4番手・山本投手を攻め立てて反撃を試みる。先頭の山川選手の29号ソロを放つと、7番・中村選手が5試合連続弾をかっ飛ばして6対7の1点差。しかし、それ以上の追い上げは叶わず。

1点リードの9回表、満を持してオリックス守護神・増井投手が登板。得点圏に走者を背負うものの、見事に後続を切って試合終了。オリックスと埼玉西武のカード最終戦は7対6でオリックスが勝利し、連敗を止めた。先発のディクソン投手は7回途中3失点の力投で、今季3勝目を手にした。

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