9月4日、みずほPayPayドームで行われた福岡ソフトバンクと北海道日本ハムの第21回戦は、8対5で北海道日本ハムが逆転勝利を収めた。
打線は初回、清宮幸太郎選手が四球で出塁すると、レイエス選手の18号2ランで先制。しかし直後の1回裏、先発・山崎福也投手が今宮健太選手、栗原陵矢選手に2者連続本塁打を浴び、同点に。なおも1死満塁から、石塚綜一郎選手に勝ち越しとなる適時打を許すと、3回裏には、山川穂高選手の30号ソロを被弾し、3回75球6安打3四球1奪三振5失点でマウンドを降りた。
しかし以降は、堀瑞輝投手、齋藤友貴哉投手、杉浦稔大投手がそれぞれ1イニングを無失点で抑える。7回からは山本拓実投手が2イニングパーフェクト投球を披露し、打線の反撃を待つ。
投手陣の好投に応えたい打線だったが、2回以降は8回まで、わずか3安打に抑え込まれるなど苦しい展開が続いた。それでも9回表、先頭・松本剛選手が四球で出塁すると、代打・淺間大基選手の二塁打で1死2、3塁と好機を拡大。ここで田宮裕涼選手、石井一成選手に連続適時打が生まれ、1点差に詰め寄る。
万波中正選手の内野ゴロの間に同点に追いつくと、なおも2死2塁の好機で水谷瞬選手に適時打が飛び出し、勝ち越しに成功。さらに清宮幸太郎選手に11号2ランが生まれ、この回一挙6得点。3点リードの最終9回裏は、田中正義投手が試合を締めた。
8対5で勝利した北海道日本ハムは、5番手・山本拓実投手が今季5勝目。打線は9回に怒涛の反撃で連勝を飾った。打線は、清宮選手とレイエス選手が一発を含む2安打2打点の活躍を見せている。一方敗れた福岡ソフトバンクは、先発・大関友久投手が6回94球2安打3四死球2失点の好投も、9回に救援陣が粘り切れず、惜しくも敗れた。なお、山川選手が2年ぶりに30本塁打に到達している。
123456789 計
日 200000006 8
ソ 302000000 5
日 山崎福也-堀瑞輝‐齋藤友貴哉‐杉浦稔大‐○山本拓実-S田中正義
ソ 大関友久-杉山一樹‐ヘルナンデス‐松本裕樹‐●大山凌-岩井俊介
文・西嶋葵
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