今季初先発の高橋光は6回7安打4失点
埼玉西武が悲願のリーグ優勝へ再び加速し始めた。8日、敵地・京セラドームでのオリックス戦。初回に一挙4得点の猛攻を仕掛けると、同点とされた6回にメヒアの犠飛で勝ち越し。その後はリリーフ陣の継投で、冷や汗をかきながらもリードを守り抜いた。3連勝で貯金は今季最多の21となった。
ヨーイドン、でオリックス先発の金子千尋をつかまえた。先頭の秋山が四球、続く源田が二塁打で続くと、山川が中前へ2点適時打を放って2点を先行。さらに2死二、三塁から中村が2点適時二塁打を放ち、いきなり4点を先行した。
今季初先発となった高橋光は初回に吉田正の内野ゴロの間と、伏見の適時打で2点を返されると、4回には2四死球と犠打で二、三塁とされ、宮崎に中前へ2点適時打を許し、試合を振り出しに戻された。
ただ、そこは強力埼玉西武打線。6回にメヒアの犠飛で勝ち越すと、8回には中村が4試合連発となる16号2ランでリードを拡大。8回にワグナーが2点を失って1点差に迫られたが、ルーキー齊藤が好リリーフを見せ、リードを守った。6回7安打4失点だった高橋光は今季初白星をマークした。
オリックスは対埼玉西武6連敗。先発の金子千尋が初回にいきなり4点を失うと、同点としてもらった後に踏ん張れず、6回に勝ち越しを許した。打線は埼玉西武を上回る安打数を放ちながらも、あと1点及ばず、試合をひっくり返すまでには至らなかった。
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