初回に西川選手が決勝弾。北海道日本ハムが鉄壁の中継ぎリレーで接戦を制す

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2018.8.8(水) 21:28

北海道日本ハムファイターズ・アルシア選手(C)PLM
北海道日本ハムファイターズ・アルシア選手(C)PLM

8月8日、札幌ドームで行われた北海道日本ハムと東北楽天の一戦は、2対1で北海道日本ハムが勝利。初回に奪ったリードを最後まで守り切り、ピンチでの粘り合いとなった僅差の試合を制した。

1回裏、リードオフマンの西川選手が初回先頭打者弾を放ち、北海道日本ハムがあっという間に先制に成功。この回にはアルシア選手の適時打も飛び出し、幸先良く2点を先行する展開となった。

東北楽天は5回表に相手の守備のミスから1点を返すが、北海道日本ハムの先発・村田投手が、5回までこの1失点のみに抑える粘りのピッチング。しかし、6回表に先頭打者へ四球を与えたところで交代が告げられ、リリーフ陣に後を託す形となった。

対する東北楽天の先発・古川投手は2回以降は無失点投球を続けていき、6回2/3を2失点と先発の役割を果たしてマウンドを降りる。しかし、北海道日本ハムは加藤投手、宮西投手、トンキン投手が無失点でバトンをつないでいき、試合は1点差のまま最終回に突入していった。

反撃したい東北楽天は9回表に先頭打者を出塁させるが、1死2塁のチャンスから浦野投手を前に連続三振を喫してゲームセット。北海道日本ハムと東北楽天のカード2戦目は、2対1で北海道日本ハムが勝利を収めた。

北海道日本ハムの先発・村田投手は5回0/3を1失点(自責点0)という内容で、今季4勝目をマーク。打線は初回の2得点のみと中盤以降は沈黙したが、2回以外は毎回ランナーを背負いながらも、最少失点でしのいだ投手陣の粘りもあって、1点差のゲームを制した。

敗れた東北楽天は、先発の古川投手が7回途中2失点、117球の熱投を見せたが、味方の援護なく今季4敗目。打線はルーキーの西巻選手のマルチを含む11安打を放ちながら、相手のエラーによる1点のみとチャンスでもう1本が出ず。最少得点差で最後まで踏ん張った投手陣を助けることができなかった。

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