8月7日、京セラドーム大阪で行われたオリックスと埼玉西武の第15回戦は投打が見事に噛み合った埼玉西武が快勝した。
2回表、埼玉西武は2死から6番・外崎選手が安打で出塁すると、続く7番・中村選手が15号2ラン。史上45人目の通算1000打点を達成するメモリアルアーチで、チームに先制点をもたらす。そして3回表には1死1,2塁の好機を作り、3番・浅村選手の適時打で追加点。3回を終えて3対0と埼玉西武が主導権を握る。
4回、5回は両軍ともに無得点に終わり、迎えた6回表。先頭の5番・森選手が右中間へ三塁打を放つと、続く6番・外崎選手の適時打で4点目を挙げ、オリックス先発・アルバース投手をノックアウト。さらに7回表には森選手の12号2ランで着実にリードを広げていく。
援護を得た埼玉西武の先発・多和田投手はオリックス打線に7回まで2塁すら踏ませない。味方の好守にも助けられながら、テンポよく試合を進めていく。ところが、8回裏に守備のカバーに入ろうとした際にバットを踏むアクシデントで無念の降板。1死1,2塁のピンチで緊急登板となった野田投手だが、連続三振で切り抜けた。
そして9回裏のマウンドには相内投手が上がり、無失点に抑えて試合終了。埼玉西武が連勝でカード初戦を制し、貯金を今季最多となる20に伸ばす1勝を挙げた。一方のオリックスは完封負けを喫し、6月14日以来の3連勝とはならなかった。
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