延長13回の攻撃ではメジャー初打席に立ち、一ゴロ進塁打
ダイヤモンドバックスの平野佳寿投手が6日(日本時間7日)、本拠地でのフィリーズ戦で延長13回から7番手としてマウンドに上がり、2イニングを無失点に封じた。試合は延長14回、ペラルタがサヨナラ本塁打を放ち、ダイヤモンドバックスがサヨナラ勝ち。平野は勝利投手となった。
2点ビハインドの9回裏にペラルタのソロ本塁打とソウザJr.の適時打で同点に追いつき、延長に持ち込んだダイヤモンドバックス。その後は両チーム試合を決められないまま、延長13回に突入し、7番手として平野に出番が巡ってきた。
先頭打者として打席に立った投手のハンターを捕邪飛に打ち取ると、続くサンタナはスプリットで一ゴロ。キンガリーも平凡な右飛に斬って取り、1イニングを11球で仕留めた。
その裏、1死からアビラが右翼線への二塁打を放つと、平野に打順が回ってきた。控えの野手が捕手のマーフィー1人しか残っておらず、そのまま平野がメジャー初打席へ。惜しくも安打とはいかなかったものの、進塁打となる一ゴロを放ち、スタンドからはスタンディングオベーションに包まれた。
ただ、後続が続かずに、試合は延長14回へと突入。2イニング目のマウンドへと上がった平野は、先頭のエレーラを右飛、フランコを左飛に打ち取ると、最後はアルファロを右飛に切って取って2イニングを無失点。ダイヤモンドバックスはその裏、1死からペラルタが左中間スタンドへのソロ本塁打を放ってサヨナラ勝ち。平野が勝利投手となり、今季3勝目をマークした。
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