外崎修汰が決勝アップルパンチ。埼玉西武が3.5ゲーム差の首位

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2018.8.5(日) 21:27

埼玉西武ライオンズ・外崎修汰選手(C)PLM
埼玉西武ライオンズ・外崎修汰選手(C)PLM

8月5日、メットライフドームで行われた埼玉西武と北海道日本ハムのカード最終戦は、投打の歯車がかみ合った埼玉西武が7対4で勝利。大事な首位攻防戦で勝ち越しを決めた。

試合は序盤から激しく動いた。1回裏、埼玉西武が浅村選手の犠飛で先制するも、直後の2回表、北海道日本ハムの6番・アルシア選手が11号2ランを放って逆転。中島卓選手のスクイズ、敵失も絡んで勝ち越し、この回一挙4得点を奪った北海道日本ハムが、4対1と一気に3点リードを握った。

しかし、埼玉西武も簡単には主導権を渡さない。逆転された直後の2回裏、7番・中村選手が2試合連続となる14号3ランを左翼席に叩き込み、すぐさま同点に追い付いた。

以降は、両先発が粘りの投球を見せ、スコアボードに0が並ぶ展開が続いたが、再び試合を動かしたのは埼玉西武だった。5回裏、6番・外崎選手が完璧な14号3ランをかっ飛ばし、埼玉西武が7対4と勝ち越した。

このままでは終われない北海道日本ハムは、8回表に2死1,2塁の好機を演出。一発が出れば同点の場面で5番・レアード選手が打席に向かったが、ここは埼玉西武の5番手・ワグナー投手の前に三振に倒れ、得点はならなかった。

リードを守り切りたい埼玉西武は、9回表のマウンドに新守護神・ヒース投手を送り出す。1死から走者を出したものの、3三振を奪う圧巻の投球で無失点に抑え、見事2セーブ目。埼玉西武と北海道日本ハムのカード最終戦は、7対4で埼玉西武が勝利。大事な首位攻防戦で勝ち越しを決めた。

勝利した埼玉西武は、先発の榎田投手が5回4失点と安定感を欠いたが、2本の3ランで試合を決めた。敗れた北海道日本ハムは、先発の高梨投手が5回7失点と乱調。打線は小技を駆使して一時逆転に成功したものの、直後大きな一発に泣いた。これで両チームのゲーム差は3.5に広がっている。

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