8月5日、ヤフオクドームで行われた福岡ソフトバンクとオリックスのカード最終戦は、6対4でオリックスが勝利。先発した松葉投手が今季初白星を手にし、チームは7月18日以来の連勝を決めた。
試合は序盤から激しい動きを見せた。まずは1回裏、福岡ソフトバンクの1番・上林選手が「チームに勢いをもってきたいと思っていた」と話す第16号初球先頭打者弾。しかし直後の2回表、この回先頭の吉田正選手が第17号ソロを放ち、オリックスがすぐさま1対1の同点に追い付いた。
直後の2回裏、松田選手の20号ソロで福岡ソフトバンクが一時勝ち越すが、4回表、制球を乱した福岡ソフトバンク先発・武田投手に、オリックス打線が襲いかかった。2四球と安打で2死満塁とすると、ルーキー・西村選手が三遊間を抜く同点打。さらに続く若月選手が走者一掃の適時打を放ち、この回一挙4得点。オリックスは5回表にも3連打で追加点を挙げ、6対2とリードを広げた。
追いかける福岡ソフトバンクは5回裏、併殺の間に1点を返す。8回裏には、オリックスの4番手・山岡投手を攻め立てて無死満塁の大チャンスを作ると、デスパイネ選手の適時打でさらに1点を返すも、それ以上の反撃はならず。
2点リードの9回裏、オリックスのマウンドには守護神・増井投手が上がる。走者を出しながらも最後は福岡ソフトバンク・上林選手を初球で打ち取ってゲームセット。福岡ソフトバンクとオリックスのカード最終戦は、6対4でオリックスが勝利した。
オリックス先発・松葉投手は打たせて取る投球で、5回7安打3失点と粘り、今季初勝利。打線も8安打6得点とつながり、粘投した投手陣をアシストした。敗れた福岡ソフトバンクは先発・武田投手が5回6失点と試合を作れず。打線は2桁安打を放ちながら、あと1本が出なかった。
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