ソーシア監督は今季で10年契約が終了する
エンゼルスのマイク・ソーシア監督が今シーズン終了を持って退任するとMLB公式サイトが報じた。
ソーシア監督は2000年からエンゼルスを指揮し、異例の長期政権を築いていた。今季19年目の今シーズン限りで10年契約が満了を迎えることになっていた。
現役時代に捕手としてドジャースでワールドシリーズを制覇していたソーシア監督は、2002年にエンゼルスでワールドシリーズ優勝を達成した名将としても知られていた。エンゼルスは今季これまで55勝57敗でア・リーグ西地区4位。序盤は地区首位に躍進したが、投手陣の故障者続出で失速していた。
ベーブ・ルース以来、メジャー100年ぶりの二刀流の偉業に挑戦する大谷翔平投手にとっては、メジャーで最初に指導を受けていた恩師を失うことになる。スプリングトレーニングで不振だったルーキーを一貫して擁護。コンディション管理に熱心で、慎重な起用法と愛情を注いできたソーシア監督の退任は、大谷にとってもショックになりそうだ。
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