大竹と松本の好投に刺激「ずっといる選手がしっかりしないと」
福岡ソフトバンクは5日のオリックス戦で武田翔太投手が先発のマウンドに上がる。前回登板(7月29日)は同じヤフオクドームで東北楽天に完封勝ち。今季2度目の2試合連続完封の期待もかかる。
中田賢一の代役先発となった前回の登板で、今季3度目の完封勝利を挙げた武田。今回の登板はローテ返り咲きがかかった大事な一戦となるが「今やっていることの感覚とか、マウンドからの見え方とかはいい感じです」と自信を口にした。
前回は2軍調整からの1軍先発で、調整期間はずっとブルペンに入っていたという武田。「この1週間も毎日ブルペンに入りました。毎日投げたわけじゃなくて、シャドー(ピッチング)をやったりしてメリハリをつけながらですけど」と口にした。
今週は大竹耕太郎や松本裕樹など、今季初先発の若手組がしっかりと結果を残している。「ずっといる選手がしっかりしないといけないとみんな思っていますよ」と、投手陣の気持ちを代弁。もちろん武田自身も“しっかりしないといけない組"だ。
「できるだけ内野ゴロを打たせて、いいリズムで投げたい」という武田。勝ちパターンの加治屋蓮、森唯斗はすでに2連投中。6日に試合がないとはいえ、ブルペンに負担をかけないためにも今季2度目の2試合連続完封を目指していきたいところだ。
4日に千葉ロッテが勝利したことで、福岡ソフトバンクは単独4位に転落した。すぐ後ろに位置するオリックスを相手に連敗は許されない。武田の右腕で、何としてもこのカードの勝ち越しを決めたい。
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