8月5日、福岡ソフトバンクとオリックスのカード3戦目がヤフオクドームで行われる。カード2戦目となった4日の試合では、互いに1点ずつを奪う展開となり、12回表にリードを奪ったオリックスが連敗を止めた。この勢いでオリックスがカード勝ち越しを決めるか、5日の試合の見どころをおさらいしておきたい。
【今季対戦成績】
福岡ソフトバンク→8勝5敗、オリックス→5勝8敗
【福岡ソフトバンク】武田投手 15試合、3勝7敗 87回、65奪三振、48失点 防御率4.45
【オリックス】松葉投手 2試合、0勝0敗 3.2回、1奪三振、5失点 防御率12.27
福岡ソフトバンクの先発は29日の前回登板で完封勝利を挙げた武田投手だ。5月13日から連敗が続いていた武田投手だが、本来の投球を取り戻したかのような快投で今季3勝目を挙げた。これで3勝全てが完封勝利という極端な成績となっているが、5日の試合では当たりを引き当て、快投を披露したいところだ。
打線では、牧原選手の活躍ぶりに注目したい。ここ最近は2番に抜擢されることが多いが、上位打線という重圧に負けじと堂々たる活躍を見せている。4日の試合では、先制の適時打を放つなど、依然好調を維持しており、5日の試合でも先制点に絡む活躍を見せられれば、武田投手への良いアシストとなりそうだ。
対するオリックスは今季3試合目、5月25日以来の登板となる松葉投手が登板予定。昨季までは先発ローテーションでの活躍を見せていた松葉投手だが、今季はいまだ未勝利。5日の登板でいきなり今季初勝利をつかみ、チームを再び上位争いできる状態へと導きたい。
打線からは吉田正選手を推薦しておきたい。4日の試合では、7回に同点アーチを放ち、ベストメンバーが組めていないチームにあって、相手にプレッシャーを与え続けた。吉田正選手を除けば、2桁本塁打を放てる選手がいないだけに、4番としての活躍が求められる。
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