首位攻防第2ラウンドは北海道日本ハムが勝利しリベンジ。1勝1敗の五分で明日の第3戦へ。

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2018.8.4(土) 21:51

北海道日本ハムファイターズ・栗山英樹監督(C)PLM
北海道日本ハムファイターズ・栗山英樹監督(C)PLM

8月4日、メットライフドームで行われた埼玉西武と北海道日本ハムの首位攻防第2ラウンドは、北海道日本ハムが主導権を握り、そのまま反撃を封じて逃げ切った。

埼玉西武の先発がウルフ投手、北海道日本ハムの先発がマルティネス投手で始まったこの日の試合。初回、2回と両先発が無失点に抑える立ち上がりを披露するが、3回表に北海道日本ハムが先取点を奪う。

2死から1番・西川選手が四球で出塁し、盗塁を決めて得点圏に進む。続く松本選手が適時打を放ち、なおも続く好機で4番・中田選手が左翼への適時二塁打。2本の適時打で2点を奪い、北海道日本ハムが先制に成功する。

さらに5回には松本選手が二塁打で出塁し、4番・中田選手が左翼席に19号2ランを突き刺して2点を追加。3回に2点を生んだ2者がこの回も活躍し、スコアは4対0に。序盤、中盤と北海道日本ハムが2点ずつを加えて試合の主導権を握る。

援護を受けた先発・マルティネス投手は、走者を背負いながらも要所を締める投球で5回無失点。調子が悪いと見たのか、栗山監督は6回から継投策を選択。6回、7回は加藤投手が無失点に封じて流れを呼び込むと、8回表の攻撃でアルシア選手が10号2ランを放ってさらに2得点。着実に点差を広げ、北海道日本ハムが試合を決定付ける。

しかし、8回裏に埼玉西武打線が追い上げを見せる。1死から森選手が二塁打で出塁し、栗山選手も四球で出塁。2死1,3塁の好機で8番・中村選手が13号3ランを放ち、3対6と埼玉西武が3点差に詰め寄る。

北海道日本ハムの3点リードに変わって迎えた最終回、マウンドには6番手・浦野投手が上がる。まずは先頭の浅村選手を内野フライに打ち取り、山川選手も簡単に仕留める。そして森選手の出塁を許したものの、外崎選手を封じて首位攻防戦の第2ラウンドは北海道日本ハムに軍配。今カードの対戦成績を1勝1敗の五分とし、2.5ゲーム差で明日の第3戦を迎える。

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