7月17日、エスコンフィールドで行われた北海道日本ハムと東北楽天の第13回戦は、6対2で北海道日本ハムが勝利した。

　北海道日本ハムは初回、初球先頭打者ホームランとなる水谷瞬選手の4号ソロで先制。3回裏には万波中正選手に13号ソロが生まれ、序盤に2点のリードを奪った。

　以降は無得点が続いたが、8回裏に水谷選手の四球と2度の申告敬遠で1死満塁の好機をつくると、マルティネス選手が2点適時二塁打を放つ。なおも2死2、3塁から石井一成選手に2点適時打が生まれ、リードを5点に広げた。

　先発・金村尚真投手は、4回まで完全投球を披露。5回表に三塁打で1死3塁から、内野ゴロの間に1点を失ったが、以降は安定した投球を続け、8回まで得点を与えない。ところが最終9回表、1死2、3塁のピンチを背負うと、辰己涼介選手に適時打を浴びた。なおも四球で2死満塁としたところで、田中正義投手にスイッチ。田中正投手はフランコ選手を1球で打ち取り、6対2で試合は終了した。

　勝利した北海道日本ハムは、金村投手が8.2回128球5安打1四球4奪三振2失点で今季4勝目。5回表に1点差まで迫られるも、終盤に4得点を挙げ、快勝となった。奈良間大己選手が2安打をマークしている。

　敗れた東北楽天は、先発・古謝樹投手が7.1回102球4安打4四球4奪三振4失点。打線は最終回に追加点を挙げるも、反撃及ばず敗戦となった。

　 １２３４５６７８９ 計
楽 ００００１０００１ ２
日 １０１００００４Ｘ ６

楽 ●古謝樹-渡辺翔太
日 ○金村尚真-S田中正義

文・西嶋葵

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