諦めたくない福岡ソフトバンクと絶不調のオリックス。ニューフェイス同士が先発

パ・リーグ インサイト

2018.8.4(土) 09:32

福岡ソフトバンクホークス・松本裕樹投手(C)PLM
福岡ソフトバンクホークス・松本裕樹投手(C)PLM

8月4日、福岡ソフトバンクとオリックスのカード2戦目がヤフオクドームで行われる。3日の初戦ではバンデンハーク投手の粘投と5得点を挙げた打線がかみ合い、福岡ソフトバンクが逃げ切り勝ちを収めている。両チームともにAクラス入りに向けて足踏みは許されない状況で迎える、4日の試合の見どころを挙げていきたい。

【今季対戦成績】
福岡ソフトバンク→8勝5敗、オリックス→5勝8敗

【福岡ソフトバンク】松本投手 今季初登板
【オリックス】ローチ投手 2試合、0勝0敗 10.2回、2奪三振、4失点 防御率3.38

福岡ソフトバンクの先発は、昨季15試合2勝4敗、防御率4.78という成績を残した松本投手。この試合が今季初となる一軍のマウンドとなるが、21歳の若き右腕はこのチャンスを飛躍のきっかけとすることができるか。

福岡ソフトバンク打線では3日、松田選手が2本の長打を放ち、チームの勝利に貢献した。なかなか状態が上がってこない苦しいシーズンを過ごしているが、随所で発揮する長打力はらしさが垣間見える。この試合でも豪快な一打を放ち、自身とチームの双方を苦しい状況から脱出させられるか。

対するオリックスの先発はローチ投手。前回登板の北海道日本ハム戦では6回2失点と試合を作ったが、来日初勝利はならなかった。この試合では奪三振はひとつもなかったが、与四球もわずかに1つ。この試合でも大崩れすることなく試合を作り、今度こそ日本での初白星を手にしたいところだ。

オリックス打線では、西村選手が本塁打を含む2本の長打を放ち、トップバッターに据えた首脳陣の期待に応えた。絶不調が続いているチームにとっては、22歳のルーキーが活躍したことは今後に向けて小さくない意味を持つはず。本職の捕手ではなく外野手として出場機会を得ている若武者は、チームのピンチをチャンスに変え、定位置奪取に向けてまい進する。

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