8月3日、ヤフオクドームで行われた福岡ソフトバンクとオリックスのカード初戦は、福岡ソフトバンクが5対3で勝利。先発・バンデンハーク投手の好投と、中継ぎ陣の踏ん張りでオリックスの反撃を許さず、逃げ切り勝ちを収めた。
試合は中盤から激しい展開を見せた。3回裏、福岡ソフトバンクは柳田選手の犠飛で1点の先制に成功する。4回裏にはデスパイネ選手の適時二塁打と松田選手の2ランで、リードを4点に広げた。
オリックスも5回表に反撃を見せ、無死満塁の大チャンスから西野選手の左前適時打と吉田正選手の犠飛で2点を返す。しかし、福岡ソフトバンクも5回裏、内川選手が犠飛。スコアを2点リードの5対2とした。
連敗を止めたいオリックスは7回表、西村選手のソロで再び2点差に詰め寄ったものの、その後は福岡ソフトバンク中継ぎ陣から追加点を挙げられず。最終回は守護神の森投手が3人で締めくくって、福岡ソフトバンクとオリックスのカード初戦は福岡ソフトバンクが5対3で勝利を収めた。
勝利した福岡ソフトバンクの先発・バンデンハーク投手は6回2失点の好投で、約1ヵ月ぶりの7勝目。打線は3番の柳田選手と4番の内川選手がともに犠飛を放って勝負強さを見せ付け、打順を下げたデスパイネ選手と松田選手も活躍。幸先よくカード初戦を取った。
敗れたオリックスは先発の西投手が4回2/3を5失点と崩れ、先発の役割を果たすことができず。打線は5回に集中打を見せたものの、7安打3四球を記録しながら3得点ともう一押しが足りず。これで4連敗となり、ここ13試合で1勝12敗という長く暗いトンネルから抜け出すことができなかった。
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