7月6日、ベルーナドームで行われた埼玉西武と千葉ロッテの第10回戦は、4対3で千葉ロッテが勝利し、今季の埼玉西武戦10連勝を飾った。

　千葉ロッテの先発・種市篤暉投手は3回裏、1死1、3塁のピンチを背負い、岸潤一郎選手の適時打と栗山巧選手の犠打で2点を先制される。それでも、その後は毎回走者を出しながらも要所を締め、6回100球9安打2四球5奪三振2失点でマウンドを降りた。

　打線は4回表、岡大海選手が二塁打で好機をつくり、佐藤都志也選手の適時二塁打で1点を返す。7回裏に坂本光士郎投手が1点を失ったものの、直後の8回表には、1死から藤原恭大選手と岡選手の連打で1、2塁に。藤岡裕大選手の適時打と佐藤選手の2点適時二塁打で逆転に成功した。

　8回裏をコルデロ投手が無失点に抑え、最終9回裏は益田直也投手が3者凡退で試合を締めた。勝利した千葉ロッテは、先発・種市投手が粘投で試合をつくると、打線では佐藤選手が3打点。終盤の好機を生かし、逆転勝利を収めた。なお、岡選手は3安打を記録している。

　一方の敗れた埼玉西武は、先発・隅田知一郎投手が7回まで好投するも粘り切れず。7.1回99球8安打1四球7奪三振4失点の内容だった。なお、岸潤一郎選手と山村崇嘉選手はそれぞれ2安打1打点をマークした。

　 １２３４５６７８９ 計
ロ ０００１０００３０ ４
西 ００２０００１００ ３

ロ 種市篤暉-○坂本光士郎-コルデロ-S益田直也
西 ●隅田知一郎-ヤン-松本航-本田圭佑

文・丹羽里歩子

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