7月3日、エスコンフィールドで行われた北海道日本ハムと千葉ロッテの第14回戦は、9対6で千葉ロッテが勝利した。

　千葉ロッテは2回表、角中勝也選手、中村奨吾選手が四球を選び、1死1、2塁の好機を演出。続く佐藤都志也選手に2号3ランが飛び出し、3点を先制する。

　先発・田中晴也投手は初回、2回裏と走者を出すも、無失点で切り抜けた。ところが3回裏、味方の失策と安打で無死1、3塁とされ、水谷瞬選手の適時打で1点を失う。なおも2死満塁からレイエス選手に5号満塁弾を浴び、逆転を許した。

　2点ビハインドの6回表、角中選手の四球、中村選手の安打で無死1、3塁とすると、佐藤選手の適時打で1点差に詰め寄る。なおも相手投手の失策で無死満塁とすると、藤原恭大選手の2点適時打で逆転に成功。さらに内野安打などで2点を挙げ、スコアを8対5とした。

　6回裏に廣畑敦也投手が1点を失うも、8回表に荻野貴司選手のスクイズで1点を追加。7回以降はリリーフ陣が無失点でつなぎ、9対6で試合は終了した。高卒2年目の田中投手が5回81球5安打2四球3奪三振5失点（自責点0）でプロ初勝利を挙げた。打線は佐藤選手が3安打4打点、藤原選手が3安打2打点など12安打9得点。今季0勝7敗と苦しんでいたエスコンフィールドで初勝利を記録した。

　一方敗れた北海道日本ハムは、先発の細野晴希投手が5回93球6安打2四球3奪三振3失点。3回裏に逆転し一時2点リードを奪うも、救援陣が崩れた。なお、レイエス選手が5号満塁弾を含む2安打4打点、水谷瞬選手が2安打1打点をマークしている。

　 １２３４５６７８９ 計
ロ ０３０００５０１０ ９
日 ００５００１０００ ６

ロ ○田中晴也-廣畑敦也‐澤村拓一-鈴木昭汰-S益田直也
日 細野晴希-●マーフィー‐ザバラ‐齋藤友貴哉‐黒木優太‐生田目翼

文・西嶋葵

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