埼玉西武が投打で圧倒。2回のビッグイニングで鷹を下す

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2018.8.2(木) 21:44

埼玉西武ライオンズ・外崎修汰選手(C)PLM
埼玉西武ライオンズ・外崎修汰選手(C)PLM

8月2日、メットライフドームで行われた埼玉西武と福岡ソフトバンクのカード最終戦は、2回に一挙7得点を奪った埼玉西武が10対2で快勝。首位の強さを見せ付け、今カード勝ち越しを決めた。

試合は序盤の大攻勢と先発・今井投手の好投により、埼玉西武ペースで進んだ。2回表、福岡ソフトバンクは長谷川勇選手の二ゴロの間に先制するが、直後の2回裏に外崎選手が逆転2ランを放ち、あっという間に試合をひっくり返す。

埼玉西武打線はその後も攻撃の手を緩めず、中村選手のソロ、源田選手、浅村選手、森選手の適時打で追加点。この回だけで7点を奪う猛攻でスコアを7対1とし、早くも福岡ソフトバンクの先発・石川投手をノックアウトした。

4回裏にも内野ゴロの間に1点を追加し、埼玉西武は中盤までに8点を挙げる猛攻で、試合の主導権を完全に掌握。大量援護を得た先発・今井投手も、3回以降は落ち着いたピッチングを見せてホークス打線を抑えていく。6回表にデスパイネ選手に適時打を浴びて1点を失うが、7回を投げ切り2失点と、先発の役割を十二分に果たす投球を披露。勝ち投手の権利を得たまま、中継ぎ陣に後を託した。

獅子打線は7回裏にも浅村選手の適時打で2点を追加し、得点を2桁の10点に乗せる。そして中継ぎ陣も残り2イニングスを無失点で抑え込み、埼玉西武と福岡ソフトバンクのカード最終戦は、10対2で埼玉西武が大勝を収めた。

勝利した埼玉西武の先発・今井投手は、デビュー戦以来となる2勝目をマーク。打線は2回裏にビッグイニングを生み出して一気に試合を決め、前夜の大敗を払しょくする快勝を収めた。敗れた福岡ソフトバンクの先発・石川投手は、1回2/3を7失点と大乱調。打線は5安打2得点と、投打の両面で苦しい試合に。連勝ならびにカード勝ち越しとはならなかった。

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