絶好調の楽天と絶不調のオリックス。その差はついに2.5ゲーム

パ・リーグ インサイト

2018.8.2(木) 09:31

東北楽天ゴールデンイーグルス・田中和基選手(C)パーソル パ・リーグTV
東北楽天ゴールデンイーグルス・田中和基選手(C)パーソル パ・リーグTV

8月2日、京セラドーム大阪で行われるオリックスと東北楽天のカード最終戦。1日の初戦では、延長12回までもつれ込む熱戦を東北楽天が制した。好調の東北楽天に対し、オリックスはここ11試合で1勝10敗とどん底。東北楽天が勢いそのままに3タテを決めるか、それともオリックスが不振脱出のきっかけをつかむか。3連戦最後の見どころを確認していきたい。

【今季対戦成績】
オリックス→6勝9敗1分、東北楽天→9勝6敗1分

【オリックス】ディクソン投手 13試合、2勝5敗 68回、62奪三振、34失点 防御率4.37
【東北楽天】美馬投手 13試合、2勝6敗 74回、37奪三振、40失点 防御率4.62

オリックスは先発マウンドにディクソン投手を送り込む。7月17日の北海道日本ハム戦では12奪三振という圧巻の完封勝利を挙げたが、前回登板の埼玉西武戦では5回4失点とゲームを作ることができず。一時期の不振から脱却して本来の姿に戻りつつある外国人右腕は、この試合で再び上昇気流へと乗っていくことができるか。

オリックス打線では伏見選手に注目だ。1日の試合でも3安打を放ち、7月は17試合で打率.377と波に乗っている28歳の好打者は、8月に入ってからも快打を続けられるか。

対する東北楽天の先発は美馬投手だ。前回登板の千葉ロッテ戦では5回1失点で今季2勝目を挙げており、7回2/3を2失点だった7月10日のオリックス戦に続いて、先発の役割を果たしている。大スランプにあえいだ序盤戦からの復調を感じさせる美馬投手は、この試合でも好投を見せ、今季初となる連勝を記録できるだろうか。

犬鷲打線では、トップバッターの田中選手に注目してほしい。1日の試合で2本塁打を放ち、今季の本塁打数を2桁に乗せた23歳。一発の怖さと出塁率の高さを兼ね備え、今季ブレイクを果たしている若武者は、この試合でも豪快な一打を放ってチームを勝利に導けるか。

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