育成ドラフト出身ルーキー史上初!大竹耕太郎が首位を抑え込んでプロ初勝利

パ・リーグ インサイト

2018.8.1(水) 21:08

福岡ソフトバンクホークス・大竹耕太郎投手(C)PLM
福岡ソフトバンクホークス・大竹耕太郎投手(C)PLM

8月1日、メットライフドームで行われた埼玉西武と福岡ソフトバンクの一戦は、14対6で福岡ソフトバンクが大勝。先発した大竹耕太郎投手が「育成ドラフト出身のルーキーとしては史上初」となる、プロ初登板初先発でプロ初勝利を手にした。

二軍で22試合に登板して8勝0敗、防御率1.87と圧倒的なピッチングを披露していた大竹投手は、期限間際の7月29日に支配下登録を勝ち取る。それからわずか数日で一軍登板、しかも首位相手の先発に抜擢され、この日メットライフドームのマウンドに立つことに。緊張もあってか、初回はいきなり4番の山川選手に2ランを浴びてしまう立ち上がりとなった。

しかし、そこからすぐに立ち直り、2回以降は強力打線を相手に無失点ピッチングを続けていく。8回103球を投げて5安打6奪三振2失点と、二軍で残した抜群の成績が本物であったことを示してみせた。

打線も計14得点を奪う猛攻を見せてルーキーを大きく後押しし、大竹投手はデビュー戦で見事にプロ入り初勝利。23歳のルーキー左腕は、ホークスの新たな「育成の星」となれるか。これからのピッチングには、さらに大きな注目が集まりそうだ。

記事提供:

パ・リーグ インサイト

この記事をシェア

  • X
  • Facebook
  • LINE