まさかまさかのこの展開。主軸、伏兵が揃って活躍し、6点差を大逆転勝利

パ・リーグ インサイト

2018.8.1(水) 16:53

北海道日本ハムファイターズ・中田翔選手(C)PLM
北海道日本ハムファイターズ・中田翔選手(C)PLM

8月1日、帯広で行われた北海道日本ハムと千葉ロッテによる2連戦の最終戦は、6点リードで迎えた終盤に驚異の追い上げを見せた。

初回、2死から3番・近藤選手が逆方向への安打で出塁し、続く4番・中田選手の二塁打で一気に生還。今日も頼れる4番が活躍し、北海道日本ハムが先制に成功。しかし、直後の攻撃ですぐさま千葉ロッテが反撃を開始する。

まずは先頭の井上選手が四球で出塁し、7番・岡選手の安打で好機が拡大。そして8番・鈴木選手が二塁打を放って2者が生還し、千葉ロッテが試合をひっくり返す。さらに3回表には3番・中村選手が4号2ランを放って4対1。150キロ近い速球を連発していた前回とは打って変わり、今回は直球が130キロ台と本調子ではなかったのか、栗山監督が早めに見切りをつけて2番手・玉井投手にスイッチ。凱旋登板の杉浦投手は無念の降板となる。

反撃を見せたい北海道日本ハムだったが、その後は反撃を封じられてしまい、逆に6回、7回、8回に1点ずつを献上。しかし、8回裏に先頭の杉谷選手がソロアーチを放ち、中田選手が適時打で続いて反撃ののろしを上げる。さらに走者を2人置いた状況で5番・レアード選手が高々と打ち上げながらも左翼席に叩き込む22号3ラン。この回合計5得点を奪い、6対7と北海道日本ハムが一気に詰め寄る。

そして迎えた9回裏、1死から2番・松本選手が粘りに粘って四球を勝ち取ると、3番・近藤選手が1塁線を締めていた1塁手の逆を破る適時三塁打を放ち、土壇場で試合は振り出しに。さらに4番・中田選手が、今度は3塁線を破る適時打。終盤の2イニングスで7得点を挙げた北海道日本ハムが大逆転勝利で連勝を飾った。

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