8月1日、オリックスと東北楽天のカード第2戦目が京セラドーム大阪で行われる。31日の初戦では、終盤で試合をひっくり返した東北楽天が、オリックスに勝利した。
勢いそのまま、東北楽天がカード勝ち越しを決めるか、それともオリックスが待ったをかけるか。31日は4時間超えの熱戦だっただけに、両チームの疲労具合も気になるところだ。それでは、1日の試合の見どころを挙げていきたい。
【今季対戦成績】
オリックス→6勝8敗1分、東北楽天→8勝6敗7分
【オリックス】アルバース投手 16試合、9勝1敗 96.2回、70奪三振、31失点 防御率2.79
【楽天】古川投手 9試合、4勝3敗 45.1回、42奪三振、19失点 防御率3.77
オリックスの先発はアルバース投手だ。前回登板では8回途中1失点の好投を見せたものの、打線の援護に恵まれず10勝目はならなかった。東北楽天に対しては3試合で防御率0.95と好相性であるだけに、この試合で待望の2桁勝利を達成しておきたいところだ。
対する東北楽天の先発は、古川投手だ。前回登板では6回を投げて9奪三振、無失点の完璧な投球で白星を挙げている。ただ、先月は最長でも6イニングスを投げ切ったのみで、救援陣に助けてもらう場面も多かった。長いイニングを投げ切るため、余計な四球を減らすことが課題となる。
オリックス打線では、吉田正選手に注目。31日の試合では2安打を放ったものの、7月全体で見れば、打率を中心にやや調子を落としてしまった印象。8月からの巻き返しのためにも、その豪快な一発でチームを目覚めさせたいところだ。
対する東北楽天打線では茂木選手に注目したい。31日の試合では、304打席ぶりの適時打となる先制二塁打を放つと、8回にすぐさま2本目の適時打を放って後の逆転劇を呼び込んだ。勢いそのままに、1日の試合でも勝利を呼び込む一打に期待したい。
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