目を覚ました獅子の大砲か、鷹の期待の新星か。育成出身左腕が初先発

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2018.8.1(水) 09:31

福岡ソフトバンクホークス・大竹耕太郎投手(C)PLM
福岡ソフトバンクホークス・大竹耕太郎投手(C)PLM

8月1日、埼玉西武と福岡ソフトバンクのカード第2戦がメットライフドームで行われる。7月31日の初戦は、計5本の本塁打が飛び出した埼玉西武が快勝。しかし最終回に4点を奪った鷹打線も確実に勢いをつけている。それでは31日の試合を振り返りつつ、両チームの注目選手を紹介したい。

【今季対戦成績】
埼玉西武→7勝6敗、福岡ソフトバンク→7勝6敗

【埼玉西武】高木勇投手 7試合、1勝1敗 16回、9奪三振、14失点 防御率6.75
【福岡ソフトバンク】大竹投手 プロ初登板・初先発

埼玉西武の先発は高木勇投手だ。なかなか結果を残せず、長くファームで過ごしてきたが、7月はファームでの投球内容も次第に改善。5月1日以来となる先発マウンドでは、「結果にこだわった」投球を見せてもらいたいところだ。

対する福岡ソフトバンクはルーキー・大竹投手がプロ初先発。ファームでは22試合8勝0敗、防御率1.87と圧倒的な成績を残し、今月29日に念願の支配下登録を勝ち取った。新進気鋭の23歳は苦しい投手陣の希望の光となれるか、注目だ。

埼玉西武打線では中村選手に注目。ここまで絶不調に悩まされていたが、31日は11号ソロを放って勝利に貢献。7月だけで8本塁打をマークした大砲は、6連勝中のチームをさらに勢いづけられるか。また、メヒア選手との二夜連続となるアベック本塁打は出るか、注目だ。

福岡ソフトバンク打線では牧原選手に注目。31日は敗れたものの、4打数3安打の活躍で意地を見せた。7月から一軍の試合に出場し、まだ15試合の出場ではあるものの、打率は.375を記録している。先月は申し分のない成績を残しただけに、8月最初の試合でも結果を残し、スタートダッシュを決めたいところだ。

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