埼玉西武「ありがたい2点」からボルシンガー攻略 辻監督はドラ1齊藤大将を称賛

Full-Count 細野能功

2018.7.30(月) 11:08

埼玉西武・辻発彦監督【写真:荒川祐史】
埼玉西武・辻発彦監督【写真:荒川祐史】

3回に相手の拙守で先制、11連勝中のボルシンガーから6点奪取  

首位埼玉西武は29日の千葉ロッテ戦(ZOZOマリン)で11連勝中だったボルシンガーを攻略。9-3で勝利し、5連勝でがっちり首位をキープした。

勝負の分かれ目は0-0の3回。2死満塁で外崎のフライを二塁・中村が判断ミス。早々と手をあげながら、声の連携不足だったか途中で捕球をやめて、あわてて先進した右翼・平沢の前に落ちた。「ありがたい2点をもらった」と辻監督。栗山の左前適時打で一気に4点をリードした。

その裏、藤岡裕の三塁線二塁打で3点差とされたが、4回に2点を加えて突き放した。4回は今季ロッテに4戦4勝の先発・榎田が突然、四球を連発。田村に押し出し死球も新人左腕の齊藤大将が急遽救援してしのぎ、プロ入り初勝利を挙げた。指揮官は「(榎田は)ちょっと足がつりかけて。2回までは素晴らしいピッチング。そうでなければ、あんなに四球を出すはずがない。齊藤はよくしのいで、いいピッチングをしてれた」と称えていた。

記事提供:Full-Count

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