6月2日、京セラドーム大阪で行われたオリックスと中日の「日本生命セ・パ交流戦2024」第3回戦は、1対2でオリックスが敗れた。

　オリックスの先発・曽谷龍平投手は、初回から2イニング連続で3者凡退に抑えると、3回表は連打で1死1、3塁のピンチを招きながらも無失点で切り抜ける。以降も要所を締める投球で中日打線につけ入る隙を与えず、7回85球4安打無四死球6奪三振無失点でマウンドを降りた。

　曽谷投手の好投に応えたい打線だったが、相手先発・梅津晃大投手の前に6回まで4安打に抑え込まれる。それでも7回裏、宗佑磨選手と頓宮裕真選手の連打などで1死1、2塁の好機を演出すると、若月健矢選手が適時打を放ち、1点を先制。

　しかし直後の8回表、2番手・本田仁海投手がディカーソン選手の同点ソロを浴び、試合は延長へ。10回表は、古田島成龍投手が2死1塁のピンチを招くも、代わった山田修義投手が無失点で切り抜けると、11回表も山田投手が3者凡退に抑える。

　12回表は、阿部翔太投手がマウンドに上がるも、田中幹也選手の安打などで2死2塁とし、中田翔選手の勝ち越しとなる適時二塁打で1点を失った。迎えた最終12回裏は、3者凡退に倒れて試合終了。敗れたオリックスは、先発・曽谷投手が7回4安打6奪三振無失点の好投も、中継ぎ陣が誤算だった。打線は、中川選手、頓宮選手、西野選手が2安打をマークしている。

　 １２３４５６７８９10 11 12 計
中 ０００００００１００ ０ １ ２
オ ００００００１０００ ０ ０ １

中 梅津晃大-齋藤綱記-藤嶋健人-清水達也-松山晋也-橋本侑樹-○梅野雄吾-Sマルティネス
オ 曽谷龍平-本田仁海-マチャド-古田島成龍-山田修義-●阿部翔太-井口和朋

関連リンク

・試合詳細／動画
・曽谷龍平 選手名鑑
・侍ジャパンを支えたルーク篠田さんに、元オリックス・鈴木優がインタビュー
・本物のミュージシャンによる監修も！担当者が語る「オリ姫」企画の裏側