初の完封負けとなった楽天の平石監督代行、武田に白旗「今日は完敗でした」

Full-Count 福谷佑介

2018.7.29(日) 17:16

東北楽天・平石洋介監督代行【写真:荒川祐史】
東北楽天・平石洋介監督代行【写真:荒川祐史】

武田の前に打線が散発3安打に終わり、指揮官として初の完封負け

■福岡ソフトバンク 4-0 東北楽天(29日・ヤフオクドーム)

東北楽天は連勝がストップし、後半戦2敗目を喫した。29日、敵地ヤフオクドームでの福岡ソフトバンク戦。好調だった打線が、福岡ソフトバンク先発の武田に散発3安打に押さえ込まれて完封負けを喫した。

指揮を執るようになってから初めて無得点に終わった平石洋介監督代行は「ちょっと今日は完敗でしたね。よく滑る真っ直ぐで、なかなか対応できなかった。今日はやられました」と、完敗を認めた。

それほどまでに、武田に付け入る隙がなかった。初回、先頭の田中が右前安打を放ったが、後続が続かず。武田が投じる140キロ台後半の横滑りするストレートに、とにかく手を焼いた。

わずか3安打では反撃もままならず、指揮官は「今日はちょっと苦労しましたね。しょうがない。完敗です。綺麗なまっすぐじゃなく、滑って左打者の内に切れ込んでくる。次までになんとか対策を立てないと」と脱帽だった。

先発の辛島は3回に内川に適時打を浴びて先制を許すと、5回1死満塁とされたところでマウンドを降りた。「今日の武田の出来を考えると、あまり点はあげられないかなと。内川が辛島に合ってそうな感じがしたので代えました」と平石監督代行。

だが、2番手の久保が内川、中村晃に適時打を浴びてこの回3失点。この3点が痛かった。

記事提供:Full-Count

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