5月30日、バンテリンドームで行われた「日本生命セ・パ交流戦2024」中日と埼玉西武の第3回戦は、3対0で埼玉西武が勝利した。
埼玉西武打線は初回、1死満塁から岸潤一郎選手の内野ゴロの間に1点を先制する。その後はなかなか追加点を奪えなかったが、6回表に外崎修汰選手と蛭間拓哉選手の連打で無死1、3塁の好機を演出。続く岸選手の適時打とコルデロ選手の犠飛で2点を追加し、リードを3点に広げた。
先発・武内夏暉投手は初回を3者凡退に切ると、4回まで相手打線を2安打に抑える好投。5回裏も1死1、2塁を無失点で切り抜ける。続く6回裏に、2死2塁のピンチを背負って降板したが、ここは代わった平井克典が中田翔選手を右飛に打ち取った。
7回裏に回跨ぎの平井投手が連打を浴びるも、無死1、2塁の場面で登板した3番手・佐藤隼輔投手が後続を併殺打と右飛に仕留める。8回裏は松本航投手が3者凡退に、9回裏はアブレイユ投手が走者を出しながらも無失点で抑え、3対0で試合終了。
2試合連続の完封勝利を収めた埼玉西武は、武内投手は5.2回89球4安打無四死球4奪三振無失点で4勝目。打線では、岸選手が2打点の活躍。蛭間拓哉選手、炭谷銀仁朗選手、滝澤夏央選手は2安打を放っている。
123456789 計
西 100002000 3
中 000000000 0
西 ○武内夏暉-平井克典-佐藤隼輔‐松本航‐Sアブレイユ
中 ●柳裕也-勝野昌慶-梅野雄吾‐齋藤綱記
文・西嶋葵
武内夏暉が5.2回4安打0封で4勝目 埼玉西武2試合連続完封勝利
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2024.5.30(木) 21:14