中南⽶・カリブで初のパ・リーグ主催試合が放映・配信へ!

パ・リーグ インサイト

2024.5.28(火) 19:30

(C)PLM
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 パ・リーグ6球団とパシフィックリーグマーケティング株式会社(以下PLM)は、中南⽶・カリブ野球専⾨チャンネルOne Baseball Networkと中南⽶・カリブ国内における2024年のパ・リーグ主催試合放映・配信パートナーシップ契約に合意。パ・リーグ6球団の主催試合が、中南⽶・カリブ地域で放映・配信されることとなる。

「プロ野球の新しいファンを増やす」というミッションを掲げ、パ・リーグ6球団とともに常に新しいファン市場拡⼤を⽬指すPLMは、現在台湾とアメリカ、カナダでパ・リーグ主催試合を放映・配信し、過去には韓国での試合配信やスペイン語圏に向けてのスペイン語記事配信など、常に更なる世界進出の機会を探してきた。

 そんななか、今回中南⽶・カリブ野球専⾨チャンネルOne Baseball Networkとパートナーシップ契約を結び、中南⽶・カリブ(約40の国と地域)で初めてパ・リーグ主催試合の放映・配信(最⼤視聴世帯数約500万世帯)が実現することに。

 今回の放映・配信は、中南⽶・カリブ地域の野球ファンに⽇本のプロ野球、パ・リーグを知ってもらう機会となりそうだ。また、中南⽶・カリブ地域でプレーする野球選⼿に対しても将来的にNPBでプレーするきっかけとなるかもしれない。

◇契約概要
・契約期間 :2024年6⽉~2024年11⽉(予定)
・放送対象試合 :パ・リーグ主催の公式戦3~5試合/週(ライブ/ディレイ)
・放送チャンネル:One Baseball Network
・配信プラットフォーム:ケーブルTV、デジタル
・地域 :中南⽶・カリブ(約40の国と地域)
〈カリブ諸島〉
アンギラ、アンティグア・バーブーダ、アルバ、バハマ国、バルバドス、ボネール、イギリス領バージン諸島、ケイマン諸島、キュラソー、ドミニカ、ドミニカ共和国、グレナダ、グアドループ、ハイチ共和国、ジャマイカ、マルティニーク、モントセラト、サバ、サン・バルテルミー、セントクリストファー・ネービス、セントルシア、セント・マーチン、セントビンセント・グレナディーン、シント・ユースタティウス、トリニダード・トバゴ共和国、タークス・カイコス諸島
〈中央アメリカ〉
ベリーズ、コスタリカ共和国、エルサルバドル共和国、グアテマラ共和国、ホンジュラス共和国、ニカラグア共和国、パナマ共和国
〈南アメリカ〉
アルゼンチン共和国、ボリビア多⺠族国、チリ共和国、コロンビア共和国、エクアドル共和国、フォークランド諸島、フランス領ギアナ、ガイアナ共和国、パラグアイ共和国、ペルー
共和国、スリナム共和国、ウルグアイ東⽅共和国、ベネズエラ・ボリバル共和国

◇グスタボ・ゴメス(VC Sports社⻑)コメント
「私たちは、卓越した技術、献⾝、スポーツマンシップで世界中のファンを魅了してきた⽇本野球の伝統と卓越性に深く敬意を持っています。⽇本の野球は、卓越性と⾰新性への深い献⾝を反映し、スポーツの最⾼基準を定めています。同様に、ラテンアメリカでも野球は豊かで熱狂的な歴史を享受しています。⽇本と同様、野球は⽂化的に深く根付いており、象徴的な選⼿や忘れられない瞬間の数々を⽣み出してきました。ラテンアメリカの野球の情熱、才能、精神は、野球界の世界的な発展に⼤きく貢献し、多様性と才能の源泉となっています。この度、パシフィック・リーグの試合をラテンアメリカで放送できるのは、このような野球への共通の評価と情熱があるからと考えています。パシフィック・リーグのダイナミックで質の⾼い試合を伝えることで、ラテンアメリカの視聴者に⽇本の野球の素晴らしさを紹介し、野球に対する共通の愛情を通じて、より深いつながりと⽂化交流を育むことを⽬指します」

◇新井仁(パシフィックリーグマーケティング株式会社 代表取締役CEO)コメント
「今回初めて中南⽶・カリブ地域でパ・リーグの主催試合が放映・配信されることになりました。躍進中の中南⽶・カリブ野球専⾨チャンネルであるOne Baseball Networkとパートナーシップ契約を合意できたことを⼤変嬉しく思います。One Baseball Networkでの放送が、中南⽶・カリブの約40の国と地域の皆さまに⽇本のプロ野球を知っていただき、パ・リーグの試合をお楽しみいただくきっかけとなることを願っています。私たちは『プロ野球の新しいファンを増やす』というミッションを遂⾏するため、今回のOne Baseball Networkとの取り組みのように、今後も国内外問わず様々なチャレンジを続けてまいります」

パ・リーグで活躍する中南⽶・カリブ地域出⾝選⼿からのコメント

◇千葉ロッテ グレゴリー・ポランコ選⼿(ドミニカ共和国出身)
「ドミニカの知り合いや友達が『⽇本の野球を観たい! どうやったら観れるんだ?』と聞かれていたので、こうやって中南⽶で試合中継をしてくれることをすごく嬉しく思っていますし、感謝しています。僕もみんなに良いプレーをみせれるように頑張るよ!」

◇千葉ロッテ C.C.メルセデス投⼿(ドミニカ共和国出⾝)
「試合中継されることについて、とても嬉しく思いますし、僕が⽣まれ育った地域で⽇本の野球の試合が観られるようになるということは彼らにとって楽しみの1つになると思いますし、僕も彼らが楽しんでくれたら嬉しいですね」

◇埼玉西武 アルバート・アブレイユ投⼿(ドミニカ共和国出⾝)
「約40の中南⽶・カリブの国と地域で、パ・リーグの試合が放映されるときいて、とても嬉しいです。ドミニカにいる家族や親戚に、⽇本での活躍を届けることができるように、頑張ります」

◇オリックス アンダーソン・エスピノーザ投⼿(ベネズエラ出⾝)
「中南⽶、カリブの⽅々に⽇本のプロ野球を観ていただくことはとても楽しみです。パ・リーグには中南⽶、カリブ出⾝選⼿が多くいるので、私達の活躍、⽇本のファンの皆様が創り出す球場の雰囲気の素晴らしさが現地に伝わればよいなと思います」

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