5月25日、楽天モバイルパーク宮城で行われた東北楽天と北海道日本ハムの第6回戦は、5対0で北海道日本ハムが勝利した。

　北海道日本ハムは4回表、先頭・水谷瞬選手と郡司裕也選手の連打で無死1、3塁とし、松本剛選手の適時打で先制。マルティネス選手も内野安打で続き、無死満塁の好機で万波中正選手にも適時打が生まれる。5回以降は好機をつくれなかったが、9回表にマルティネス選手とスティーブンソン選手の安打などでチャンスメイク。2死満塁から、五十幡亮汰選手と水野達稀選手の2者連続適時打でリードを5点に広げた。

　先発の加藤貴之投手は、3回まで毎回走者を出しながらも無失点で切り抜けると、4回から5イニング連続で3人で退ける。最終9回裏のマウンドにも上がり、わずか9球で3者凡退に抑え、今季2度目の完封勝利を挙げた。

　北海道日本ハムは、加藤貴投手が9回101球4安打無四死球4奪三振無失点の好投。打線も10安打5得点と活発で2連勝を飾った。一方の東北楽天は、先発のドラ1ルーキー・古謝樹投手が6回84球5安打無四死球3奪三振2失点と力投したが、打線が4安打無得点と援護できず、6連敗を喫した。

　 １２３４５６７８９ 計
日 ０００２００００３ ５
楽 ０００００００００ ０

日 ○加藤貴之
楽 ●古謝樹‐弓削隼人‐櫻井周斗-吉川雄大

文・丹羽里歩子

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