岸孝之が完投で4連勝。投打で鷹を圧倒した楽天、5位までゲーム差「3.5」

パ・リーグ インサイト

2018.7.28(土) 17:13

東北楽天ゴールデンイーグルス・田中和基選手(C)PLM
東北楽天ゴールデンイーグルス・田中和基選手(C)PLM

7月28日、ヤフオクドームで行われた福岡ソフトバンクと東北楽天のカード2戦目は、電光石火の先制劇で試合の流れをつかんだ東北楽天が、投打で福岡ソフトバンクを圧倒して7対1で勝利。これで後半戦の戦績を9勝1敗とし、5位までのゲーム差を「3.5」に縮めた。

試合は終始東北楽天ペースとなった。初回、まずは東北楽天の先頭の田中選手が、福岡ソフトバンク先発・攝津投手の初球を捉えてあっという間に左翼席に持っていく。プレイボールの直後に初球先頭打者弾で先制点を奪うと、さらに茂木選手の四球と盗塁で好機を広げ、2死から銀次選手、アマダー選手が連続適時打。初回からスコアを3対0とし、東北楽天が試合を優位に進めた。

2回表と4回表にも、島内選手の適時打で追加点を挙げ、摂津投手を2.2回でノックアウトした後も、2番手の髙橋礼投手から着実に加点していく東北楽天。先発の岸投手も頼もしい援護を受け、走者こそ出しながらも福岡ソフトバンクの反撃を許さない。

7回表には、アマダー選手の20号ソロ、9回表には銀次選手の適時打が飛び出してスコアは東北楽天リードの7対1。福岡ソフトバンクは8回表に1点を返したものの、それ以上の反撃は叶わず。最終回のマウンドにも上がった岸投手が3人で締め、福岡ソフトバンクと東北楽天のカード2戦目は7対1で東北楽天が勝利した。

敗れた福岡ソフトバンクは5安打1得点と打線に元気がなく、笠谷投手を除く3投手が失点。本拠地で今カード負け越しが決まり、ついに借金生活に突入した。

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