先発右腕は共に前回対戦のリベンジに燃える。打線は両チームの夏男に注目

パ・リーグ インサイト

2018.7.28(土) 09:31

福岡ソフトバンクホークス・内川聖一選手(C)PLM
福岡ソフトバンクホークス・内川聖一選手(C)PLM

7月28日、ヤフオクドームで行われる福岡ソフトバンクと東北楽天の3連戦2戦目。27日の試合は手に汗握る点の取り合いを楽天が制し、初戦をモノにした。連勝でカード勝ち越しを決めたい東北楽天と、勝敗を五分に戻したい福岡ソフトバンク。両チームが必勝を期す一戦の注目選手を挙げていく。

【今季対戦成績】
福岡ソフトバンク→8勝7敗、東北楽天→7勝8敗

【福岡ソフトバンク】攝津投手 6試合、2勝3敗 27回、22奪三振、15失点 防御率4.33
【東北楽天】岸投手 15試合、8勝1敗 113回、111奪三振、31失点 防御率2.23

福岡ソフトバンクの先発は攝津投手。前々回に登板した楽天戦では、2回に2本塁打を浴びて5点を失い、敗戦投手となっている。6月13日に勝利して以降は白星に恵まれない攝津投手だが、今季の本拠地・ヤフオクドームでは2勝負けなし、防御率1.69と圧巻の成績。ホームの声援を背に、チームを連勝へと導けるか。

27日の試合では先制の適時打を含め4打数2安打1打点と活躍した内川選手は、7月に入って3割を超える打率を記録するなど調子を上げている。今季は敵地での打率.218に比べ、ホームでは.280を記録しており、攝津投手と同様に本拠地の声援が大きな力となっている。この試合でも主将の一打に期待がかかる。

対する楽天は、岸投手が先発のマウンドに上がる。前回登板の埼玉西武戦では、今季最多となる5本塁打を浴びて7失点と崩れ、今季初めてイニングを投げ切らずにイニング途中での交代となった。ここまで8勝を挙げている岸投手だが、唯一の敗戦は4月17日の福岡ソフトバンク戦でのもの。今季は未だ白星を挙げられていないチームを相手に、どのような投球を見せてくれるか。

楽天打線からはアマダ―選手に注目したい。二軍での調整を経て帰ってきた大砲は、6月中旬から徐々に調子を上げ、現在打率.277、19本塁打とその実力を遺憾なく発揮している。27日の試合でも、あと少しでフェンスオーバーという適時打を放つなどマルチ安打を記録したアマダー選手。昨季も7・8月にかけて打率を急上昇させた東北楽天が誇る「夏男」が放つ、勝利に導く一打に期待したい。

記事提供:

パ・リーグ インサイト

この記事をシェア

  • X
  • Facebook
  • LINE