送球見守ったソーシア監督とガッチリ握手
エンゼルス大谷翔平投手を日本ハム時代からサポートする水原一平通訳は、日米で広く知られた存在だ。ダグアウトで、ミーティングで、インタビューで、二刀流の活躍を支える水原通訳が23日(日本時間24日)、本拠地でのホワイトソックス戦の前に三塁でノックを受けたという。米スポーツメディア「ジ・アスレチック」のファビアン・アルダヤ記者が自身のツイッターで伝えている。
「マイク・ソーシアが見守る中、ショウヘイ・オオタニの通訳を務めるイッペイ・ミズハラが内野守備のドリルを受ける。明らかにロースター入りに向けて準備中」
そんな言葉とともにツイートされた映像では、チームカラーの赤いシャツとハーフパンツを身にまとった水原通訳が、三塁の守備位置でノックを受け、一塁へロング送球する様子が映し出されている。山なりながらも一塁ベース上で構えるスタッフのミットへストライク送球が決まると、水原通訳は右手でサムズアップ。この様子を見守っていたソーシア監督は、自ら歩み寄ると右手を差し出し、ガッチリと握手を交わした。
この映像にファンが「イッペイの動きはいつも通り最高だ」とコメントすると、アルダヤ記者は「80点の肩」とハイスコアをつけ、送球を称えた。さらに、今季ここまで怪我人続出のエンゼルスについて嘆くファンからは「彼がいますぐにでもラインナップに入ることだって十分期待しうる」とコメント。「もしかしたらバルブエナより使えそうかな?」「イッペイは絶対、戦力外通告を受けない」などの声が寄せられた。
大谷に続き、水原通訳も“二刀流"の活躍をする日が来るのか。それは、神のみぞ知る、かもしれない。
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