3月31日、ZOZOマリンスタジアムで行われた千葉ロッテと北海道日本ハムの第3回戦は、3対2で北海道日本ハムが逆転勝利を収めた。
北海道日本ハムの先発・上原健太投手は、3回裏に四球と安打で1死1、3塁のピンチを背負い、山口航輝選手の適時内野安打で先制を許す。4回裏には、無死1、3塁から和田康士朗選手に犠飛を浴び、この回を投げ切ったところで降板。4回62球8安打2四球2奪三振2失点の投球内容だった。
一方の打線は5回表、水野達稀選手、細川凌平選手の連打で無死1、3塁の好機を演出。スティーブンソン選手の併殺の間に3塁走者が生還し、1点差に詰め寄る。
5回からは杉浦稔大投手、河野竜生投手、マーフィー投手、北浦竜次投手がそれぞれ1イニングを無失点。すると、打線は1点ビハインドで迎えた9回表、1死からレイエス選手が四球で出塁し、続く田宮裕涼選手の適時三塁打で同点に追い付く。なおも1死3塁の好機では水野達稀選手が適時打を放ち、勝ち越しに成功。9回裏は田中正義投手が無失点で締め、北海道日本ハムが勝利した。
北海道日本ハムでは、水野選手が決勝打を含む3安打、細川選手は2安打と若手二遊間が打撃で結果を残している。一方敗れた千葉ロッテは、先発の佐々木朗希投手が5回95球6安打1四球7奪三振1失点。3人の中継ぎ陣が無失点でつないだものの、守護神・益田直也投手が1点リードを守り切れず。またソト選手、ポランコ選手、中村奨吾選手、佐藤都志也選手が2安打をマークするなど計12安打を放ったが、逸機が響いた。
123456789 計
日 000010002 3
ロ 001100000 2
日 上原健太-杉浦稔大-河野竜生-マーフィー-○北浦竜次-S田中正義
ロ 佐々木朗希-澤田圭佑-西村天裕-澤村拓一-●益田直也
文・谷島弘紀
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